24/04/23
トイレを掃除することによってのみふくらむ、生活に対する意志
食用菜っぱ
2024.04.24
読者限定
最近また日記がうまく書けないような気がするのは、出来事や生き方に大義名分のようなものがなければ、私という人間に生きている意味なんてない、という気分になっているからだと思う。なんでもないことをなんでもないまま書くことに喜びを見出していた日があった確かさと同じように、「ただそれだけ」を実践することが難しい。奮起してやるものではないと分かっていて、それでもきっかけを自分で作らなければ遠のくばかり。こういうとき、日記にも恨みごとや妬み、焦燥感を漂わせた言葉が並びがちで、本当はこんなものを残したいなんて到底思えないけど。でも今日、『頬は無花果、たましいは桃』を読めたのはよかった。「こうありたい」「こうしたい」ができていなかったとして、今ある私以上のものを自分に望めるはずもないのにね。愛用しているボールペンが最近インク切れになり、別のペンを代用している。こんななんでもないことも書けなさに多少は影響しているのかな。昨日スマホにメモした「キャンパスノート」の下に「ジェットストリーム」を加える。カタカナの不器用さにちょっとおもしろくなる。